「環海異聞」で一八〇三年に四人の日本人がサンタカタリーナ地方に立ち寄った際の記述を、ポ語版で発行するポルト・アレグレ総領事館に電話取材。その際の某次席領事(文化担当)の対応を次に報告する。
「どこのだれがそんなこと言ったのか知らないが」に始まり、刊行の経緯について「前の総領事の引き継ぎ。目的などない」
日本国民の税金で行っている事業であるにも関わらず「内容などないに等しいので、鐘、太鼓で宣伝されては困る」らしい。
十一月に刊行予定の本だが、「何部発行されるのか、予算がついているかも知らない」。どこで配布するのかと聞くと、「どこかの日本人会」と言下に答えた。
この件の担当領事なのでは、と最後に聞くと「私というか・・・領事館がやっている」とのたまった。
日本語学校へ通うことをお薦めする。(剛)
03/09/13