ブラジルでウイルス性胃腸炎が流行っているらしい。症状は一日目に嘔吐、続いて下痢と発熱。
インターネットで調べたところ、主な原因はロタウイルスやアデノウイルスなど。冬場、特に乳幼児に多く罹患するという。
ウイルス性胃腸炎は薬よりも食事療法。吐くからといって無理に水分をとると、さらに嘔吐を繰り返し脱水症に。腸に便が残っていると吐き気が増すので、浣腸してすっきりさせるのも手らしい。
症状が落ち着いたら、おかゆなど消化のいい食物を摂り、ウイルスで荒らされた胃の自然回復を待つ。
実はつい最近、記者本人も患った。今年四月に渡伯以来、二度の食当たり、さらに今回の胃腸炎。気持ちはブラジルに溶け込んだつもりでも、体は相当お疲れのようで。(さ)
03/09/12