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東西南北

9月6日(土)

 幼児・未成年者売春査察委員会は来週、ポルト・フェレイラ市の『買春祭り』を捜査する。同委員会は嫌疑のかかっている市会議員、企業家ら計十七人の通話記録の開示を求めている。現在逮捕されているのは十一人。うち給仕(四八)が同委員会に、市役所の車で少女たちを祭りの会場に連れて行ったと証言している。
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 軍警は二日、サンパウロ市南部コカイア広場に在る住宅で男六人と女一人を麻薬密輸の容疑で逮捕した。七人は麻薬を売買するだけでなく、コカインを精製していた。軍警は逮捕と同時にコカイン、クラックなどの麻薬五十キロも押収した。
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 三日夜、サンパウロ市南部アメリカノポリス区にある州立学校でコカインを二人の学生に売っていた少年(一五)が逮捕された。少年は同校の元学生で、上着にコカイン約一キロを隠し持っていた。少年は家庭裁判所に送られる。
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 アンモニアを運ぶトラックが四日夜、アンシエッタ街道四八キロ地点でがけから八十メートル下に転落した。消防隊が特別捜索隊を組織し、運転手を救出した。がけを降りるのに樹木を切り倒さなければならなかったため、救出までに二時間かかった。運転手は手術し、一命は取りとめた。十六日前にも、同じ場所でトラックが落下している。
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 ウイスキーの偽物を売っていた男が四日、サンパウロ市ヴィラ・ギリェルメ区の酒店で逮捕された。男はスマレー市で蒸留されているウイスキーに似た製品を買い、瓶に有名なウイスキーメーカーのレッテルを張って、旅行者、バールなどに売っていた。