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2万R$相当の製品強奪=NGKトラックを待伏せ

9月4日(木)

 【モジ・ニュース紙三日】モジ・ドットラ街道で二日、点火プラグなどを載せたNGK(ブラジル特殊陶業有限会社)のトラックが、六人組の強盗に襲われた。犯人は、あらかじめ用意していたトラックで奪った積み荷を持ち去った。捜査当局によると、犯人らの手がかりはなく被害総額は二万レアルに上るという。
 NGK本社があるモジ・サレゾーポリスで荷物を積み込んだトラックを運転していたマルセロ・ヴィセンチ・ドス・サントスさんと助手のジョゼ・アントニオ・セラフィン・ドス・アンジョスさんはモジ・ドットラ街道を経てサンパウロに向かう途中だった。犯人はメルセデス・ベンツのトラックと車道をふさぐためのモンザ車を用意。午前十一時ごろ犯行に及んだ。
 トラックを停車させられたマルセロさんは、犯人に抵抗できないまま、人気のない場所まで約一時間ほど車を運転させられた。そこで車を降りるよう強制され、犯人のトラックに全ての積み荷を移すように命じられたという。
 奪われたのは同社の点火プラグなど百二十一箱で、一万九千九百九十三レアルの被害額となる。