全僑民主和平聯盟巴西支盟の会員大会が二十四日、サンパウロ市リベルダーデ区の金属労工会館で開かれた。
この支盟は台湾政府の肝入りで同国系移住者が昨年つくった団体。その名の通り世界の平和に寄与することが目的で約千人が入会している。
①世界保健機関(WHO)への加入を求める政府を支持すること、②両岸が平和共存するため、民主化を進めるよう中国を促すこと。
政治に絡んだ議題が印象的でブラジリアから周國瑞代表(大使)も駆けつけた。
「台湾の知名度はブラジルで低い。もっと、外交政策を強化すべき」など、男女年齢を問わず、活発な意見が聞かれた。
SARSで本国が被害を受け、移住者はブラジルから約四万七千ドルの義援金のほか、マスクや衣類を送った。WHOへの加入に向け、台湾コロニアが熱い。 (古)
03/08/28