8月23日(土)
ブラジル日本移民百周年記念祭典実行委員会(上原幸啓委員長)は初めての記者会見を、二十一日午後五時から文協内の同事務局で開き、九月十三日(土)午前九時半から文協小講堂で設立総会を開催すると発表した。
これは、六月十四日の同設立総会で、四十五日間のうちにもう一度、総会を開催する提議がされていたことを受けたもの。
前回の総会では、提示された規定案に様々な不備が指摘された。規定案作成団体を代表して、文協法務委員会がそれから検討を重ねてきた結果が、九月の総会では定款案(エスタトゥト)として、再び審議にかけられる。
規定案からの最大の改正点は、副委員長が「五人」から「五人以上十五人以内」になったこと。上原委員長は「増やした分、各地の連合会代表になっていただきたい」との希望を明らかにした。総会までに水面下で各連合会と交渉を持ち、働きかける意向。
近日中に全伯四百五十団体へ総会招待状を発送し終わる。総会当日は、定款案が承認され次第、新副委員長ら執行部の選任をする予定。定款案が承認されてから、十日間ほどで連邦政府に法人登録が終了するので、その段階で同委員会は法的に認められた正式団体となる。その後、同委員会への正式な会員団体登録が始まり、来年六月をめどに締め切られる。
執行部は「みなさん、これを機会に、全伯日系団体が団結して百周年を祝いましょう。そのために、ぜひ総会に出席をお願いします」と呼びかけた。