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カンポス桜祭りでお茶を=〃日本展示〃と併せて

8月22日(金)

 援協の桜ホーム、桜クラブ共催の第三十五回カンポス・ド・ジョルドン桜祭りのイナウグラソンが、八月十六日午後八時から、同市グランジ・ホテル・SENACで行われた。
 今年の桜祭りは、サンパウロ総領事館主催の「ジャパン・ウイークス(日本週間)」の一環事業。総領事館により、会場に武者人形、ひな人形、日本の名所のミニチュア、四季の日本料理、郷土玩具、着物などが展示された。並行し、裏千家による茶道のデモンストレーション・呈茶も行われた。カルロス・シリロさん、林宗円、松原宗美先生ら八人によって茶がふるまわれた。
 レシオ・ゴーメス市長、パウラ・レイトン・ゴーメス夫人、林ワルテル市会議長代理レアンドロ・シーザー氏、F・アキノ・ネット裁判所長、C・フェルナンデス文化局長、ワルデマール・コック・ロータリー・クラブ会長、渡辺博領事、山本政信桜クラブ会長らが参加、開会式のあと、カクテル・パーティに移った。
 市制百三十年、人口四万五千人のカンポスも観光シーズン・ピークには百万人を越える町となる。桜祭りを契機に日本文化紹介のいい機会となり、市長はじめ来賓たちから称賛の声があがった。展示会は、八月末まで行われ、そのあとサンジョゼ・ドス・カンポス市へ移動する予定。