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出稼ぎ送金26億ドルに=日本は米国に次ぐ=自動車の輸出額上回るまでに

8月20日(水)

 [時事、フォーリャ紙]外務省の推定によると、現在国外で働くブラジル人は百九十六万人。その母国への送金額が昨年二十六億二千六百九十万ドルに上ることが明らかになった。主要産品の輸出額と比較した場合、同年の航空機や自動車を上回り、鉄鉱石(三十億四千九百万ドル)、大豆(三十億三千百万ドル)に次ぐ規模になるという。
 九五年に三十八億六千百五十万ドルまで達した送金額もその後は下降線をたどっていた。昨年は九四、九六年度とほぼ同じ水準にまで回復したことになる。
 ブラジル人の就労先として最も多いのがアメリカで、日本、パラグアイが次ぐ。送金額も日本はアメリカの次に多い。