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サンフランシスコ川 運河建設へ=最大のインフラ計画

8月16日(土)

 【エスタード・デ・サンパウロ紙十五日】ルーラ大統領は十四日、政府のインフラ整備計画(PPA)で最大のプロジェクトは、サンフランシスコ川の運河造成であると述べた。
 マンテガ企画相によれば、東北伯地域十一州の乾燥地帯への潅漑(かんがい)工事は、総予算五十五億ドルを投じる大プロジェクトで次期政権にもまたがるものだという。国内には工事を中断して放置されたプロジェクトが多数あり、資金不足の実情を物語っている。
 インフラ整備は二千百七十の団体からの要望書をまとめたもので、大プロジェクトほど灰色の部分も大きいとされる。大統領は、プロジェクトをフィクションにしないよう要望した。
 サンフランシスコ川の運河計画を発案したのは百六十年前、ドン・ペドロ二世であったがばく大な費用がかかることで、あえなく消え去った。その後プランは再々出たが、フィクションに終わった。同運河は東北伯地域にとっての生命線であり、同地域居住民の生命の代償ともいえる。
 同運河計画の陣頭指揮は、アレンカール副大統領が執り省庁間の連携をまとめる。これまで同河川の水利権がいつも、議論された。水は誰の所有で、どこに水路を引くかなどが焦点となる。工事を開始してから差し止めにならないよう、検察庁や環境庁との事前調整が重要だと関係者はいう。

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