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長崎市被爆58年忌=サンゴンサーロ教会でミサ

8月13日(水)

 長崎市は九日、被爆五十八年忌を迎えた。原爆投下時間の午前十一時二分に合わせて、サンパウロ市ジョンメンデス広場のサンゴンサーロ教会でもミサが行われた。
 主催は在ブラジル原爆被爆者協会(森田隆会長)。小雨が降り肌寒い天気の中、十数人の被爆者が参列、犠牲者の冥福を祈った。
 マリオ神父は「多くの人が亡くなった。その犠牲の上に今の生活がある。核兵器の無い世界をつくっていかなければならない」と語り、恒久平和を願った。参列者たちは、神父の言葉に聞き入っていた。