8月13日(水)
日本の地方紙・業界紙などにコラムを寄せるサンパウロ在住のジャーナリスト、日下野良武さんがこのたび毎日新聞社から『朝からブラジル』を上梓した。来社した日下野さんは「これでブラジル関連の本も六冊目。いつもの漫談調は変わりません」と語る。
今回初めて自分で撮影した写真をふんだんに取り入れた。「美人の女性を中心選びました」。手書きからコンピューター入力に変えたのもこの本から。三百三十枚を二カ月半で脱稿した。
「よし」とその語呂がいいことから四十四の項目を設けた。「キッス」「ブラジル産ワイン」から「在外選挙」「日系社会の将来」までユーモアたっぷりに論じている。
千六百円。リベルダーデの日系書店にはまだ未入荷。「六月発売だから、ちょうどいま船を乗っているところ」だそうだ。