8月12日(火)
十日のパンアメリカン大会で、女子800m走で金メダルを受賞したスリナム共和国のLetitia Vriesdeが、ドーピング(薬物使用)検査でカフェインと思われる物質の反応が出たことで失格となった。ドーピング・ケースは今大会初めて。通常、コーヒーやお茶などに含まれる少量のカフェインは許容量内に入いる。だが、同検査担当役員によると、同選手の血液内にあったカフェインの量は「コーヒー五樽分を飲み干した量だった」という。この結果、金メダルはキューバ、銀はギアナとなり、銅はブラジルのクリスチアーネ・リッツが受賞した。
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サンパウロ市は十一日未明、前回の今年度最低気温(七月十二日の9・1度)を更新、7・2度を記録した。同未明、サンパウロ州カンポス・ド・ジョルドン市では4・7度、リオ・グランデ・ド・スル州(RS)ボン・ジェズス市ではマイナス2・4度、サンタ・カタリーナ州(SC)サンジョアキン市ではマイナス1度、パラナ州(PR)イラチー市ではマイナス2度が観測された。ブラジル南部のRS州、SC州、PR州の十六都市で霜が降りた。
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大サンパウロ市圏サンベルナルド・ド・カンポ市のフォルクスワーゲンの工場を立ち退かされた後、同市のマトリース広場を占拠していたホームレスたちはサンパウロ市に移動した。九日夜、彼らはボン・レチーロ(中央区)にあるエスコーラ・デ・サンバ『ガヴィオンエス・ダ・フィエル』の敷地に腰を降ろした。同校が援助を目的に敷地を提供したという。