ブラジルは大麻消費大国

8月12日(火)

 【エスタード・デ・サンパウロ紙】国連の調査により、ブラジルが世界有数の大麻消費国の一つであることが判明した。大麻吸引経験が最もあるのはストリート・チルドレン。サンパウロ市で大学生が実施した別の調査で、市民の二六%、小中学生の四%がすでに大麻を使用したことが明らかになっている。
 大麻は世界で最も使用されるドラッグで、連邦警察のデータによるとブラジルはパラグアイ産大麻の主要購入国だ。大麻を使用する学生は学校での振る舞いが悪くなり、ものごとに集中することが難しくなり、仕事もできなくなる。使用開始年齢が低ければ低いほど、使用量が増え、使用する期間が長くなる。使用者の半分以上が五年以上大麻を使用しているという。