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「喫煙シーンはおかしい」=小学生 州政府に訴え

8月5日(火)

 【ジアーリオ・デ・サンパウロ紙】公立小学校四年生の生徒たちがサンパウロ市中央地区マウア街のビルに掲げられたトン・ジョビン音楽教育センターの野外広告を撤去するよう州文化局に求める文書を作成した。同広告でトン・ジョビンは葉巻に火をつける姿で登場している。
 生徒たちは軍警が進めている麻薬・暴力撲滅教育プログラムの一環として、サンパウロ市中央地区を散策していた時に同広告を発見した。麻薬予防キャンペーンを実施している政府は喫煙している人を広告に出すべきではない、と子供たちは信じ、トン・ジョビンの写真なら本を読んでいるか演奏しているか、もっと教育的なものに変更すべきだと訴えた。
 コスティン州文化局長はこの件についてコメントを避けている。