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心臓の専門病院開く=ロ市、武田氏ら、5人の医師団

8月2日(土)

 [パラナ支局]ロンドリーナ市には約二百人の日系医師が活動しているともいわれるが、今度、最新式の医療機器を備えた心臓の専門病院(オスピタル・デ・コラソン)が、去る七月十一日、パエスレーメス街一三五一番に開院した。
 五人の専門医からなり、武田ロベルト、馬場ケンゴ両医師は、すでに数多くの心臓移植手術に成功しており、世界的にも高い評価を得ている。麻酔関係は、サンタ・カーザの入江マリオ医師のチームが当たることになり、保険分野は協栄保険(田中岩雄代表)が協力している。
 この開院によって、パラナ州内はもちろん、サンパウロ州奥地、マットグロッソ州などからの患者の利用が増えるとみられている。
 当日、午後五時からイナウグラソン、午後九時からはヤッチ・クルビでロンドリーナ市の高官、有志、医療関係者多数を招待して盛大な祝賀会が催された。