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人文研の古本市=8000冊が1~5レアル

7月31日(木)

 サンパウロ人文科学研究所とブラジルを知る会(清水裕美代表)共催の「人文研古本市」が八月二、三日の両日午前九時半から、文協ビル三階特設会場で催される。今回で五周年を迎える。
 この「古本市」の収益は人文研の事業運営に大きく貢献しており、昨年は一万レアルを越える収益を上げている。
 販売される古本は、日系コロニアの有志や進出企業の駐在員の寄付によるもので、新品同様のものも多く、今回は昨年の倍近い約八千冊が集まった。  松平和也人文研事務局長は「推理小説やミステリーが豊富。『日本文学全集(全巻)』や『世界美術全集(全三六巻)』が掘り出し物といえるのでは」と話し、「全般的に一レアルから五レアルと低価格。無料のものもあります」と読書ファンにはたまらない一言。
 なお、日本語私塾「だるま塾」によるあんこ餅やかき餅、糸こんにゃくも販売される。
 来社した「ブラジルを知る会」のメンバーは「手作りクッキーやパウンド・ケーキ、手芸品なども用意しています。ぜひ気軽にお立ち寄りください」と多数の来場を呼びかけている。