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■海外日系人大会縮小へ=JICA助成金カットか

7月26日(土)

 九月二十四日からの三日間、東京で開かれる第四十四回海外日系人大会を控え、主催の海外日系人協会から西脇祐平部長代理が趣旨説明に訪れている。
 来年以降、JICAからの助成金がカットされる可能性が濃厚で、従来の形での開催は今年で最後とみられ、広報活動にも力が入っている様子だ。
 今大会のメインテーマは『日系人として生きるために』。同時に、海外日系人大会の今後のあり方も模索される。
 西脇部長代理は「海外日系人の声を集め日本政府への提言をまとめる機会を失うことにもなりかねない。ブラジルからも奮って参加し、意見して下さい」と呼びかける。昨年は海外から二百二十人が参加、うち約五十人がブラジルの日系人だった、という。
 二十四日は世界の日系団体による代表者会議、二十五日は皇室関係者を迎えた式典、外務大臣主催の歓迎レセプションなどを予定。二十六日は富士山へのツアーが組まれている。
 詳細問い合わせは、各日系旅行社、文協、県連まで。