■企画
7月24日(木)
リベルダーデ広場で二十七日に開催される「七夕祭り」で午後二時から、「ラジオ日系ショー」が新しいタイプの日本音楽を紹介する。
四人の女性歌手によって構成されているバンド、『ショローナス』によって「月の砂漠」や「今夜でお別れ」など懐かしのメロディーが演奏される。
もちろんブラジルの名曲も盛りだくさんで、ブラジル音楽を日本に紹介している坂尾英矩さんがプロデュースしている。
『ショローナス』のほかにもジョー平田やハイカー、マルコス安慶名などのショーも予定されており、今年で二十五周年を迎える「七夕祭り」は大いに盛り上がりそうだ。
司会を務める宮城パウロ、瀬名波美恵子両方氏は「ラジオ日系ショーをリベルダーデ広場で行うことは日伯交流のうえでも大変意義がある。演奏するミュージシャンたちも(同広場)はかけがえのない場所と話している」とその思いを語った。
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〈ショローナス〉
フルート、カバキーニョ、ギターなどで編成される四人の女性バンド。「ショーロ」「バイヨン」などを得意とし、サンパウロ市内や地方公演を活発に行っている。その演奏と美しいハーモニーには定評がある。