7月22日(火)
【エスタード・デ・サンパウロ紙】科学技術省(MCT)はポルトガル語を世界の主要十四カ国語に変換する自動翻訳ソフトの作成に貢献できる専門家を探している。東京にある国連大学先端技術研究所が開発した翻訳プログラムは実用段階に入っており、あとは各国がその国の言語を入力するだけだという。
語いを入力する以上に、プログラムがポルトガル語を理解するよう「教え」、同音異義語を識別させることが必要とされる。例えばカショーホ・ケンテ(ホットドッグ)を食べ物か熱のある犬か識別できなければならない。
今回の計画に含まれる十五の言語は世界人口の八五%をカバーする。同ソフトは国連に寄贈され、インターネットによる情報交換やデータベース作成に利用される予定。