ブラジル国内ニュース(アーカイブ)
寒さに苦しむ犬たち=大人しいのは関節炎かも
7月19日(土)
【フォーリャ誌】人間は寒くなるとあまり動かなくなり、家の中にこもりがち。だが、犬が同じようにおとなしくなったら要注意。健康を損なっている可能性がある。ベルナルド・ジセザーレ獣医は、「関節炎に悩んでいる犬は、寒さで痛むのを恐れて動かなくなるケースがある」と説明している。
大型の犬や背中が細長い犬は、関節痛などの骨の問題によく悩まされる。寒気で筋肉が縮み、動かしにくくなり、痛みが増すという。
対策として、寒さから犬を守ることが1番手っ取り早い。犬小屋の購入はその1策。家の中で飼っているからと言って、購入していない人も多い。痛みがひどい場合は、毛布をかぶせてあげるのも良い。獣医に相談し、必要ならば骨や軟骨の補強剤を飲ませる。
骨の病気に苦しむ犬にとって、寒さより怖いのが生活環境だ。つるつるの床の上を歩くのは、病気でバランスの取りにくい犬の関節をさらに痛めてしまう。犬がよく歩く場所にじゅうたんを敷くなどの工夫をしよう。
また脂肪分の多い食生活を控え、定期的に運動をさせて肥満に気をつけることも大切だと、獣医は勧めている。