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リオで銃撃戦6時間=麻薬密売組織同士が抗争

7月16日(水)

 【アゴーラ紙十五日】十四日朝、リオデジャネイロ市北部にあるファヴェーラ『バイシャ・ド・サパテイロ』で麻薬密売人たち同士の銃撃戦が展開された。銃撃戦は六時間にわたり、付近の住民を震え上がらせた。軍警が待機していたにもかかわらず、警察が現場に到着したのは銃撃戦が終わって十三時間後だった。この戦闘で麻薬密売人とみられる男一人が死亡した。
 住民の一人は、抗争の前線となった場所を指さし、「銃の弾が飛び交い、まるで〃銃弾ショー〃だった」と話していた。ファヴェーラ『ヴィーラ・ド・ジョアン』に本拠を置く麻薬密売組織が十一日ごろから、このファヴェーラへの侵略の機会をうかがっていた。