7月15日(火)
サンパウロ日伯援護協会(和井武一会長)は五日、地区委員を対象に施設の視察旅行を行った。サンパウロ市内をはじめ、リオデジャネイロ市、ブラジリなどから約六十人が参加。老人ホームや精神障害者施設の現場をみた。遠くは、ボリビアから、駆けつけた委員の姿も見られた。
地区委員は援協の広報活動を担い、会員の勧誘や集金を主な仕事とする。百三十地区に計二百十八人がいる。
中には、援協傘下の施設をまだ、見学したことのない人も。仕事を円滑に進めるため、毎年、視察旅行が企画されている。
この日は、カンポス桜ホーム(カンポス・ド・ジョルドン市)を除いて、サントス厚生ホーム、スザノ・イッペランジャホームなど六施設すべてを訪れた。
ホーム長や経営委員長はそれぞれの施設の概要を説明。参加者からは、「友好病院ではどの種類の保健が利用できるのか、SUSは使えるのか」といった質問が出た。