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あでやかにミスさくら=スザノ桜祭り=4万人の大賑わい

7月9日(水)

 第十八回桜まつり(シバヤマ・ツネオ実行委員長)が五、六の両日、約四万人を集めスザノ市のスザノ文化協会で開かれた。初日は同イベントの目玉、ミスさくらコンテストがあり、ケリー・デ・オリヴェイラ・イズミさんが女王の座を獲得。翌六日は市立バレー団の公演などもあり賑わいを見せた。八日付、ジアーリオ・デ・スザノ・オンラインが報じている。
 初日夜にあったコンテストはドレス、水着、着物の三つの審査で構成。スザノ市とモジ・ダス・クルーゼス市からやって来た審査員五人が選考、栄冠はケリーさんに輝いた。準ミスにはジッセーレ・ユリ・アマタさん、アドリアーナ・アケミ・イトウさん、ルシネイ・ヨシエ・ナイトウさん。ミス・シンパチアにはアドリアーナさんが選ばれた。
 翌六日は市立バレー団の公演などがあり、会場には料理や手作りアート、玩具など五十にのぼる露店のほか、焼きそばやうどん、春巻がメニューにのった食堂が並んだ。また、桜まつりを象徴する「桜もち」も用意され、来場者を喜ばせた。
 シバヤマ実行委員長によると、同イベントで得た収益はダンスやカラオケ、日本語、剣道、野球などの講座維持に充てる予定。「慈善イベントを通して文化協会の運営資金を得ている。このほかに収入を得る手段がない」としている。