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ヴァリグ、TAMが合併へ=ブラジル開銀が資本参加

7月3日(木)

 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙一日】ヴァリグとTAMは四日に合併する、と発表された。合併調印式にはフルラン開発相、ヴィエーガス国防相が出席する。大臣二人が出席することで、両社の合併を国が保証する。 ヴァリグの整備会社VEMが、独占的にTAMの機体整備に当たる。VEMの経営母体ルーベン・ベルタ財団は新会社の株を二・五%所有する。同財団が生き残るためには、年間少なくとも五億レアルの売り上げが必要だ。
 両社の合併により、少なくとも五千人が解雇される見込みだ。政府は、希望退職者を募るように指示している。両社の従業員合わせて二万三千五百人の進退が注目される。
 ブラジル国立経済社会開発銀行(BNDES)が新会社に資本参加する。