7月3日(木)
リオ州ヴォルタ・レドンダ第三民事裁判所の判事(四六)と九人の同裁判所職員が一日、サンパウロ州ピラスヌンガ市で銃刀不法所持の容疑で逮捕された。自動小銃二丁、回転式短銃一丁、空気銃一丁、少量の爆発物が押収された。判事らはリオ州だけで有効の所持許可書を持っていた。これらはミナス州イトゥンビアーラ市で釣りをした時に使ったと、容疑者らは白状した。
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バストス法相は、一九九九年度のサンパウロ市治安維持費と被害額が国内総生産(GDP)の三%、九十四億レアルになったと市議会の治安セミナーで報告した。国全体ではGDPの五%という。リオ市は一九九五年、治安維持費に二百五十億レアルを費やした。一九九八年、拳銃によって殺害された人は四万二千人、銃器不法所持は二万五千六百人。銃砲の取り締りが急務という。
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リオ・グランデ・ド・スル州サンタ・マリア空軍基地で一日夜、小型機が墜落し、操縦士一人(二〇)が死亡した。同機は飛行クラブ所有のアルゼンチン製のアエロ・ボエロ180型機。操縦士は飛行二度目と経験が浅く、着陸時に機体のコントロールを失い、岩に衝突したという。
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一日は「消防士の日」。サンパウロ市南部イピランガ区インデペンデンシア公園では、記念のデスフィーレと献血が同時に行われた。多くの消防隊員が積極的に献血した。東部タトゥアペー区、南部サコマン区、北部ペルス区には、新しい消防署が設置された。