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リ杯決勝戦第2戦=世界中継 注目の一戦=2005年までトヨタ主催

7月2日(水)

 二日にサンパウロ市モルンビー競技場で予定されるリベルタドーレス杯決勝第二戦を前に、主催するトヨタ自動車は一日、ジャルジンス区のホテルでサントスとボカ・ジュニオールスの関係者を迎え記者会見を行った。
 南米では最も名誉ある同杯の決勝戦だけに、会場には南米各国だけでなく、欧州のメディアも来場した。
 一九九八年から、同杯を主催するトヨタ自動車からは、トヨタメルコスルの岡部裕之社長が出席。「リベルタドーレス杯は世界でも最も重要な大会の一つ。スポンサーを務められることを誇りに思う」などと挨拶した。また、同社は二〇〇五年まで、スポンサー契約を延長したことを明らかにするとともに、南米の十一カ国を対象に二万個のサッカーボールを寄贈するなど、サッカーを通じた社会貢献にも力を入れている、と強調した。
 南米サッカー連盟のニコラス・レオス会長は、南米を代表する二大クラブが、四十年ぶりに対戦することについて「明日の試合は世界中に放映される。見応えのある偉大な試合になるだろう」と好ゲームを期待した。
 四十年ぶりに決勝を争う両チームはすでに六月二十五日にボカが二対〇で先勝。二日、モルンビー競技場である二戦目でボカが引き分けるか、一点差以内の敗北でもボカの優勝が決まる。