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電話料金値上げへ=政府の保留案拒否される

6月28日(土)

 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十七日】固定電話の料金値上げで段階的調整を要請していた政府案は、交渉の結果拒否された。テイシェイラ通信相は、即時値上げを保留する大統領の意向を文書をもって電信庁(ANATEL)へ通達した。しかしANATELは、電話企業の料金調整の申請書を認可した。調整は過去十二カ月の総合物価指数(IGP-DI)から算出して値上げを行う。
 サンパウロ州はテレフォニカ系の千二百五十万件が、平均で家庭用電話に二四・五%の調整、営業用電話に四一・七五%調整となった。
 テレコン系の九百六十万件は、家庭用が二五%、営業用が四一・七五%。テレマール系の千五百万件は、家庭用が二五%、営業用が四一・七五%となった。