6月25日(水)
ブラジルYOSAKOIソーラン祭り実行委員会(飯島秀昭委員長)は、七月二十日に「第一回YOSAKOIソーラン祭り」を催す。演舞は計三回行われ、正午と午後五時に文協講堂、午後三時からガルボン・ブエノ街がそれぞれ舞台になる。入場は無料。同祭りに、十組三百人の参加が決定。大会を一カ月前に控えた二十三日午後三時、文協会議室で始めての参加者説明会が行われた。
「うちは子どもたちが中心なので、昼食の場所をしっかりと決めてもらわなければ困る」「舞台での練習時間をきちんと割り振ってもらいたい」。会議室での意見交換は熱を帯びたものになった。
説明会には、各組の代表者三十人が出席。遠くはパラナ州カストロ市、サンパウロ州ミランドポリス市からもかけつけた。結果、各組の演舞順序やガルボン・ブエノ街の演舞場所などが決定。ガルボン・ブエノ街の演舞会場は、大阪橋手前からリベルダーデ広場までの三十メートル。多くのチームが、パレード形式ではなく舞台と同様の踊りを行なう。
演舞でトップバッターをつとめるリベイロン・ピーレス代表の川添博さんは「ブラジルの子どもたちは、一番で踊ろうがどこで踊ろうが緊張と言うものと関係ないのでは」と順番に対しての感想を語った。
演舞の順番は以下の通り。①リベイロン・ピーレス(川添敏江)。②海藤バンド(海藤ツカサ)。③北海道協会青年部ヒグマ(カッチャ・カオリ)。④平成学院(浜崎みゆき)。⑤カストロ連(香川公宏)⑥弓場(小原明子)⑦平成学院⑧ビリチーバ・ミリン(南忠孝)⑨松柏・大志万(川村真由実)⑩平成学院⑪琉球太鼓(浦崎直秀)⑫SOHO(飯島秀昭)。注 平成学院は三組出場(敬称略)。
飯島実行委員長は、同祭りの慈善事業として、観客に米や塩、フェイジョンなどの保存食品の一人一キロ持ち寄りを、呼びかけている。集まった保存食品は、福祉団体に寄付される。