6月24日(火)
二十二日、サンパウロ市パウリスタ大通りで、ゲイの人権尊重を訴える「第七回ゲイ・パレード」(写真)が開催され、約百万人が参加した。
パリやサンフランシスコで開かれている同種のパレードよりも大規模で、労働者党(PT)のマルタ・スプリシーサンパウロ市長や党首のジョゼ・ジェノイーノ総裁も出席。同日午後二時ごろには群衆がパウリスタ大通りを埋め尽くした。一九九七年には五百人しか参加しなかた。
陽気な音楽の中、仮装したドラッグクイーンたちが身をくねらせた。「みんな楽しそう!」とパレードの中に入り、一緒に踊り出すゲイではない人々もいた。同パレードの象徴である虹の旗が、大通り一面に広げられた。