6月21日(土)
サントスが四十年ぶりの決勝進出――。南米の最強クラブを決めるリベルタドーレス杯準決勝第二戦が十八日、コロンビアで行われた。地元での初戦に先勝したサントスは、メデリンを三対二で下し決勝進出を決めた。交代出場したファビアーノが逆転ゴールを挙げるなど、初戦に続きレオン監督の采配が功を奏した。
引き分けでも決勝進出が決まるサントスは、初戦と異なりやや守備的な陣形で試合に挑んだ。前半開始早々の十三分に先制されたサントスは、同三十六分にセットプレーからDFアレックスが幸運な同点弾をゲット。やや攻撃的な布陣に変更した後半からは、ジエゴを起点にたびたびチャンスを作りだし、後半十六分に交代出場したファビアーノが逆転のゴールを叩き込んだ。
メデリンも後半三十五分に、同点に追い付いたが地力に勝るサントスは後半四十一分に攻め上がったDFレオが三点目を奪い、メデリンの息の根を止めた。
サントスはペレーを擁して南米王者に輝いた一九六三年以来の三度目の決勝進出。二十五日と七月二日に開かれる決勝ではホームアンドアウエーでボカ・ジュニオールス(アルゼンチン)と対戦し、南米王者を争う。