6月19日(木)
[パラナ支局]日本舞踊の千代の会の会主、ローランジア市の今井初代さんが、去る五月二日、自宅の花園で倒れ、病院に運ばれたが死亡した。八十二歳だった。
長年にわたってパラナの日本舞踊界の発展に寄与したとして、一昨年、パラナ日伯文化連合会から表彰されている。傘寿を越したとは思えぬ若々しい踊り振りで、当日もアサイでの指導を終えて帰宅したばかりであった。
千代の会は、ローランジア、アラポンガス、ロンドリーナ、イビポランの四支部があり、昨年は第十二回発表会がローランジア文協会館で盛大に行われた。今年も五月二十五日イビポラン開催が予定されていたが、延期された。
その後、栗原節子千代の会会長をはじめ、役員が相談の結果、今井師の遺志をついで、第十三回発表会は、六月二十九日、イビポラン開催と決まった。