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オブザーバーならず=WHO、台湾ことしも

6月19日(木)

 【既報関連】WHO(世界保健機関)主催の世界保健総会が五月十九日、スイスのジュネーブで開かれた。台湾は今年も、オブザーバーとしての参加を許されなかった。
 何建功・駐聖保羅台北經濟文化辧事處長は今月六日付けで本紙に書簡を送付、「不幸にも、ブラジルは反意を示した」と、慨嘆。さらに、「台湾人二千三百万人が世界の保健網から外されているのは危険なことだ」と、警鐘を鳴らした。
 台湾コミュニティーは今年、国内各地で署名キャンペーンを実施した。今後、さらに抗議運動を活発化させていく考えだ。