6月5日(木)
【エスタード・デ・サンパウロ紙四日】センスス調査会社は三日、ルーラ政権の行政評価が、七八%に上昇したことを明らかにした。調査は国内五カ所で五月三十日、二千人に行った。四月の調査では四七・七%、五月は五一・六%と評価が回復した。
社会福祉部門では六〇・七%が評価。同部門の活動方法が不適当と答えたのは二二・一%。経済政策の評価は、前回の六〇・九%から五七・六%へ低下。国民の生活改善のため経済政策の変更を望むは二〇・四%。選挙公約は実行されつつあるは、六二%もあった。
医療の評価は三九・二%、教育の評価は二五・三%へ低下した。国民が貧しくなったは、六三・七%と多い。治安は悪化したが、八五・四%と増加した。
求人が過去六カ月で減少は、五七・三%から六四%へ増加。インフレは高進しているが、四三・二%。回答者は一様に、ルーラ政権へもう少しチャンスを与えるべきだと答えた。
年金改革は賛成が六六%、反対が一二・七%。年金生活者からの負担金徴収は五一・三%が賛成、三五・四%が反対。定年年齢の引き上げは五五・四%が賛成、三九・三%が反対。
年金改革で生活が改善は五四・四%、悪くなるが一六・九%。年金改革は低所得者に有利が四八・八%。年金改革は政府の予算削減が一一・六%。年金改革が実施されても特権階級は温存されるが四八%。
PT過激派の改革反対を知らないは五六・一%、知っているは三三%。過激派処分に反対は五九・一%。表決で党員は党則に反しても
良いは四五・九%であった。