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初の先没者追悼式=熊本県人会、絆強める

6月5日(木)

 ブラジル熊本県文化交流協会(県人会、福田康雄会長)は十五日午前十一時から、初の熊本県出身先没者追悼式を同協会会館行なう。三日、福田会長らが来社、「先祖を偲ぶ思いを通して、ブラジルに散らばる県人たちの切れた糸を結んでいきたい」と熱く語った。
 同協会は本部、支部あわせて約四百人が所属。今年は協会創立四十五周年にあたり、また、二年前に新会館が落成したことを機し、以前から念願だった追悼式を行なうことに決定した。
 日程は十五日午前十一時から法要。希望者は亡くなった人の位牌を持参。午後〇時半から婦人部協力のもと昼食会がある。熊本県出身子息は、誰でも参加できる。
 福田会長は、追悼式をきっかけに在伯熊本県人名簿の作成も手懸けたい意向。「若者にも参加してもらい、先人の功績が後世に伝えられたら」と多くの参加を呼びかけている。
 問い合わせは協会事務所(ヴィラ・マリアナ区ギマランエス・パッソス街一四二、電話・011・5084・1338)まで。