6月4日(水)
リベルダーデのある商店主から一報。「聞いてほしいことがあるのですが・・・」
すわ、事件!と駆けつけると、ガルボン・ブエノ街歩道のデコボコへの苦情。
「いつまで経ってもきれいにならないし、四回払いのお金だってもう払いたくない」と不満噴出。自身も穴のあいた道でつまづき転倒したと、包帯で腕をつった姿が痛々しい。
早速、ヴィヴァ・リベルダーデ(リベルダーデ地区再開発)を中心になって行っている、リベルダーデ商工会(ACAL)の事務所に話を聞きに。
「えっ、まだそのプロジェクトは続いているんですか?」とは職員の返事。あげくの果てに「よく分からないのでサンパウロ商業組合に行ってみてください」と言われる始末。
台湾、韓国系の進出商店主たちとは「よく話ができないし、地域改善の意識も違う」と、件の商店主は孤立無援の状態で痛めた右手をさすっている。 (剛)