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ピエダーデ=大にぎわいの柿まつり=3000箱売り尽す盛況ぶり

6月3日(火)

 恒例行事として、すっかり定着したスドエステ地方の人気イベント、ピエダーデ富有柿まつりが五月三十一日と六月一日の両日にわたって、新設された市営常設イベント会場で開かれた。開催期間中は好天に恵まれ、約三万五千人の人出でにぎわい、生産者直売のもぎたての柿、三千箱を売り尽くし、主催のピエダーデ柿生産者協会(益田照夫会長)は昨年を上回る盛況を喜んだ。
 初日十二時半からの開会式には、総領事館から相沢寛明副領事、小松雹玄JICAサンパウロ支所長、松尾治文協副会長、菊池義治援協副会長、同市のルーベンス・カエターノ・ダ・シウヴァ市長、ワタリ・タケシ市議、ジョゼー・カルジニ・クレスポ下議ら多数の来賓が出席、柿まつりの開幕を祝福した。
 同祭は第二回まではピエダーデ文化体育協会の会館で行われたが、今回は新装なった市常設イベント会場での初の祭典となり、一般市民の関心も一段と高まり、初日の夜は八時ごろから地元市民がどっと押し寄せ、夜半過ぎまで大いににぎわった。
 また、バスによるツアー客も増え、サンパウロ、サント・アンドレー、レジストロなどからの団体見物客も多数見られた。
 記念ゲートボール大会はピエダーデ文協常設コートで初日に行われ、サンパウロからイビラプエラ・ゲートボール・クラブ選手団(永山八郎代表)八チーム四十二人が参加、これを迎えた地元四チームを交えて親善ゲームが行われ、賞品の富有柿は参加者を喜ばせた。