二世を中心に構成された文協新執行部に対して、巷の一世などから「何をやっているかわからない」「動きが遅すぎる」などの声を聞く。
福岡県人会の例をとるまでもなく、両者の隔たりの強さをひしひしと感じる。
その中でも「新執行部は日系関連機関にあいさつをしていない」といういかにも一世感覚の批判を聞いた。それは「やはり二世は分かっていない」という断定につながっていくのだろう。
「これから日本政府とも関係を強化していく」いう姿勢を打ち出している執行部にとっては、大事なことなのかも、と思ったが、安立仙一事務局長によると「今まであいさつ廻りをした執行部はありません」とのこと。
その批判がなんの根拠にも基づかない一世のやっかみから生まれたものだとしたら、あまりにも情けない。 (剛)
03/05/30