5月29日(木)
三月にブラジル日本文化協会主催で開かれた第十一回文協慈善バザーの協力券当選賞品の引渡式が二十八日、同協会駐車場であった。一等の車から五等のヴィデオケまで、豪華賞品に当選者は喜んでいた。
文協は慈善バザーに向けて、日系企業や団体、個人に一冊二十枚綴りの協力券を千二百五十冊配布。そのうち約五割、金額にして約十二万レアルが集まった。当選賞品を購入して残ったお金は今年末、福祉団体に寄付する予定。抽選は四月十二日にスタート、五月三日に当選番号が出揃った。
引渡式には文協関係者や当選者らが出席。はじめに吉岡黎明副会長が、「みなさんの寄付によって文協のイベントが成り立っている。慈善の意に感謝したい」とあいさつ。続いて中島剛事務局長らから引き渡しが行なわれた。最後は松尾治副会長が当選者に、「車は走る武器。交通事故には十分注意してください。今回、当選したことでみなさんに幸運がもたらされますように」と締めくくった。
なお、賞品と当選者名は次の通り。
▽一等・フォルクスワーゲンGOL車(リンコン・ヨシユキ・ハヤシさん)▽二等・シボレーCelta車(クラウジオ・イサム・タケダさん)▽三等・フィアットPalio Fire車(ヒデアキ・オザキさん)▽四等・ホンダC100Biz KSバイク(トシコ・ヨネダさん)▽五等・ヴィデオケ(ロゲリオ・アキラ・ハセガワさん)。