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外国企業がリゾートに投資=航空便不足が課題
5月21日(水)
【エスタード・デ・サンパウロ紙十一日】〇二年の経済危機が去り、様々な外国企業がブラジルのリゾートに再び投資を始めている。今年後半に建設開始予定の新リゾートの大部分は北東部に位置し、主に投資を行うのはポルトガルとスペインの企業だ。
十一カ国で六十八のホテルを営業するスペインの企業グループ、『イベロスター』は一億五千万レアルを投入して、サルバドール市近くのプライア・ド・フォルチを二キロにわたって買収し、計千五百室に上る四つのホテルを建設する。
ポルトガルの企業グループ『ヴィラ・ガレ』は同市近くのグアラジューバに建設予定のリゾートに二千五百万ユーロを投資する。同リゾートは〇五年六月に完成予定。カナダ企業『MMC』もマセイオ市から七十キロ離れたリゾートに約七千万ドルを投資している。
北東部と欧米を結ぶ直行便の多くがここ数年間に廃止され、外国企業はアクセスの悪さを批判する。現在、バイーア州のホテルの九〇%は国内企業が占めている。