5月17日(土)
【フォーリャ・デ・サンパウロ紙】キルチネル・アルゼンチン次期大統領はメルコスル(南米共同市場)加入諸国のEU(欧州連合)並み統合を望んでいることを認めた。
メルコスル加入諸国は経済と政治の統合を目指す。統合は、経済的には投資分野の統合と経済成長も視野に入れた、「成熟した議論を通した永続的な進歩」の実現を、政治的には統合した国々が世界に対して「強い発言力」を有することを意味する。
しかし、統合に向けては「非常に慎重に」事を進めるべきだとし、メルコスル域内の通貨統合には一切触れていない。