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強盗団 ビル内に侵入=各アパート次々を襲う

5月16日(金)

 【アゴーラ紙、エスタード・デ・サンパウロ紙十五日】サンパウロ市南部モルンビー区フランシスコ・マルコンデス・ヴィエイラ街の住宅ビルで十三日午後六時三十分ごろ、ピストルや機関銃を持った十五人の強盗グループが侵入し、約三時間にわたってアパートを次々と襲う事件があった。
 強盗らは、誰も住んでいないアパートと、住人が旅行中のアパート以外はすべて襲った。
 最初に取り押さえられた門番は、「ネコの鳴き声がするので、どこにいるのかと(上階にある)ガレージに上った。エレベーターから出ると、強盗二人がいて、自分を取り押さえた」と話しており、強盗がどうやってビル内に侵入したのか分からないと言う。
 残りの強盗は、フィオリーノ車ともう一台の車でビル内に侵入した。従業員に同ビルの門をすべて閉めさせ、住民三十人と多くの従業員をガレージに閉じ込めた。強盗たちは金品を盗んだ後、逃走した。