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観光地で写真講座=「絶景活写のコツ教えます」

5月16日(金)

 【ヴェージャ誌】多くの人が旅行先で写真を撮るが、絶景を写真に収めるのを目的に旅行する人もいる。また「美術的価値のある写真を撮りたい」と写真撮影技術を学ぶ人もいる。そんな人のためにサンパウロ市とリオ市の観光業者が、観光ツアーと写真講座を一緒にした観光パックをつくった。
 観光代理店は有名なプロ写真家に写真講座を依頼。約一週間にわたってアマチュア写真家たちと旅行し、写真の撮り方を現場で教えていく。
 最も人気のある観光地は、マット・グロッソ州のパンタナルやミナス州のシャパーダ・ジアマンチーナ、サンパウロ州アウト・リベイラ観光州立公園(Petar)の洞穴、南東伯のその他の州立公園など。
 サンパウロ州出身のアラケン・アウカンタラさんは、写真講座付き観光パックの中で最も人気の高いプロ写真家だ。七月、ベロ・オリゾンテ市から二百五十キロのイビチポッカ州立公園へ十人グループと同行する。美しい滝や草花、野生のオオカミやサルを撮影する予定。「最適の光度を逃さないように、日が昇る前に起床する。夕食時間は撮影技術について語り合う」。