5月14日(水)
【既報関連=エスタード・デ・サンパウロ紙、フォーリャ・デ・サンパウロ紙十三日】企業家ヴィウマ・マルチンス・コスタ被告(四七)が十二日、ゴイアス州アパレシーダ・デ・ゴイアニア市の友人宅で逮捕された。同被告は、新生児のペドリーニョ少年とアパレシーダ・フェルナンダ少女を新生児のころに誘拐し、実子として育てたことで起訴されている。
ヴィウマ被告は同日午前九時、友人の娘の家でソファーの下に隠れていた。友人は、同被告をかくまった容疑で現行犯逮捕された。
ゴイアス州司法裁判所は、四月二十八日と五月九日に、ペドリーニョ少年とA・フェルナンダ少女誘拐事件の裁判のため、仮逮捕令状を二度出した。ヴィウマ被告は最初の逮捕命令が出た時に逃走し、十四日後に逮捕された。
同容疑者は高血圧で倒れ、急きょ病院に運ばれた。その日のうちに体調は戻ったが、医師は様子を見ているという。警察は、「ゴイアニア拘置所に収容する」と言明している。