5月13日(火)
第三十一回全伯王将戦大会が、ブラジル将棋連盟(中田定和会長)の主催により、連盟会館で五月二十五日午前七時半受付、九時半開会式、十時予選対局開始―で行われる。会費は一般二十五レアル、十六歳未満と八十五歳以上十五レアル。
中田会長、川合昭副会長、斎藤広総務の案内によると、試合方法は、王将戦(五、六段)、四段戦、三段戦、二段戦、初段・段外級位者戦および親睦戦A組、B組(駒割り戦)。
今回は、十六歳までの参加者全員に特別参加品が贈られる。また、懸案であったポ語による将棋初歩指導書が完成、今大会会場で渡すという。翻訳・編集は小島重行五段。駒の動き方、禁手など初心者にわかりやすく書かれている。中田会長らの願いは「若い人に(日本文化である)将棋をおぼえてほしい」である。