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強盗3人を射殺=警察と銃撃戦 通行人も死亡 サントス

5月9日(金)

 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙八日】サンパウロ州海岸地方サントス市ゴンザーガ区の住宅街で六日夜、アパート強盗と軍警が撃ち合いとなり、四人が死亡する事件があった。
 死亡者のうち、三人は強盗犯で、もう一人は失業中の男性(四六)。男性は銃撃戦時に現場を通行して、流れ弾に当たって死亡した。また通行人四人も流弾で負傷。警官二人も銃撃された。
 約十五人の強盗団は同日午前、ワシントン・ルイス通りのアパートの夜勤門番とその両親を人質にとった。強盗らは門番に目隠しさせて勤務先のアパートに連行。「従わなければ両親を殺す」と脅された門番は、命令通りビル一階に住む企業家エレオドーロ・A・コスタ氏(四六)を呼び出した。
 為替業者で観光代理店を経営しているコスタ氏は、下りてくるなり「助けて!」と叫び出した。声を聞いた誰かが一九〇番に通報した。強盗が逃げようと正門から出た時、軍警のパトカーが到着。強盗たちは発砲し始め、撃ち合いとなった。