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サンパウロ市民に電力消費税=今月から3・5レアル徴収

5月3日(土)

 【ジアーリオ・デ・サンパウロ紙一日】サンパウロ市は五月から、電力消費税を徴収する。現在住んでいる住宅に対しては三・五〇レアル、営業用不動産には十一レアル。これにより、サンパウロ市は一億一千万レアルの税収を得る。この収益は公衆照明電力消費(Cosip)のために使われる。道路、公園などの公共施設の照明、照明設備設置、整備などの経費に充てられる。
 電力消費税は、エレトロパウロ電力会社の電力料金とともに請求される。サンパウロ市と同電力会社の協定で、税金と料金は別々に徴収しないことに決まっている。電力消費量が月八十キロワット時(kWh)以下は、免税となる。電力事業団の基準で、八十kWh以下は低所得層と見なされるからだ。
 さらに七月からは、丁度半年ぶりに電力料金が値上げされる。