5月3日(土)
ガロチーニョ・リオ州保安局長官は一日、「今月の犯罪発生率を一二%減らす」と言明。誘拐事件は年末までに昨年比五〇%減少を目指すと意気込んでいる。リオでは同日未明、麻薬組織関係のシャシーナ(大量虐殺事件)が起こり、五人が死亡。軍警派出所も機関銃で撃たれたという。
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大サンパウロ市圏グアルーリョス市の商人らが軍警や警備員からなる処刑グループに金を渡していた疑いが深まっている。〇二年十一月に起きた三人のシャシーナ(虐殺)は、三人の友人である青年がスーパーでビスケットを盗もうとして失敗した日の夜、青年の住む地区で軍警らが行ったと告発された。別のシャシーナでも、商店で警備のバイトをしていた警官らが逮捕されている。
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ジエーゴとロビーニョの十代コンビが招集されたことで注目を集めた四月三十日のサッカーブラジル代表戦。相性がいいはずのメキシコ代表を相手に、セレソンは攻守にわたってさえがなく、〇対〇の引き分けに終わった。全国民が待ちわびた十代コンビだが、試合終了間際にジエーゴが投入されたのみ。パレイラ監督就任後、二分け一敗のセレソン。「飢えゼロ」は歓迎だが「勝利ゼロ」は遠慮したい。
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三十日開かれたブラジルと中国の接近を図るセミナーで、両国の企業家たちを前にルーラ大統領が一言。「ナポレオンが中国を訪れた時、『中国は眠る大国だ。中国が目覚めた時、世界は揺れるだろう』と述べた。今でも中国人の間で彼の名言は伝えられている。恐らくあのころ、ブラジルを訪れていたら、彼は同じことを言っただろう」。ちなみにナポレオンは一度も中国へ行ったことはない。