ヤマモトさん殺害事件＝残りの容疑者逮捕＝警察 告発電話をよびかけ

4月30日（水）

　【既報関連】モジ・ダス・クルーゼス市の農業経営者、ヤマモト・ジロウさん（当時五八）が殺害された事件を捜査していた同市殺人捜査課は二十五日、指名手配中のマノエル・オリヴェイラ容疑者（二五）を殺人の疑いで逮捕した。共犯とみられるエジソン・ブラウーリオとセザール・トマスの両容疑者はすでに逮捕されており、ヤマモトさん殺害に関わった容疑者全員が逮捕されたことになる。
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　悪化する治安の改善を目指す軍警や行政当局は、事件現場へ速やかに駆け付け、捜査能力を向上させるために同市郊外全域を地図化することを決めた。さらにその地域を定期的に通りかかる商人や会社員、住民から得られる情報をデータバンク化することも明らかにした。
　同市によると、これらの対策は二十五日に市警や軍警関係者、地域住民、市長らが出席した会合で決まった治安対策の一環。同市郊外の代表は、一定の場所を選んで告発電話の番号を記したポスターを配布し、犯罪に対する告発を呼び掛ける。この電話は公衆電話から無料で掛けることが可能で、自らの身元を明らかにする必要がない。番号は０８００・１５６３１５。