4月24日(木)
【エスタード・デ・サンパウロ紙十七日】土地なし運動(MST)のリーダー、ジョアン・ペドロ・ステージレ氏はクリチーバ市で十六日、土地占拠を犯罪視する前政権が通達した暫定令と関わりなく、土地占拠は予告なしに続けると発言した。
「土地占拠は社会矛盾の産物だ」。ステージレ氏は、暫定令は侵入された土地を二年間の農地改革の成果として評価することを拒むものだとし、カルドーゾ前大統領は大農場主に「解決策を示し」たかったので検察庁を焚き付けたとした。
MST執行部の決断はもう公共施設を占拠しないことで、その理由に政府の方針転換とMSTへの好意的な態度を挙げた。同氏は今年中に六万家族を土地に定着させるという政府の約束を信じている。