4月16日(水)
三十年以上、文協事務局長を務めてきた安立仙一さんの後任人事は、公募することに十四日夜行われた、新執行部初の理事会で決まった。
サンパウロ市四百年祭の日本人協力会事務局長から始まって、文協創立時に初代事務局長に就任した故・藤井卓治さん。一九七〇年一月に就任して以来三十三年間、第二代事務局長として文協を支えつづけてきた安立さん。その後任だけに、その人事は以前から話題を読んでいた。安立さんはこの四月で七十二歳。
公募の条件は次の三点。①ブラジルの大学卒業、②四十歳~六十代前半、③日本語会話ができること。日本語読み書きできればさらによし。
安立事務局長の任期は今月末だが、引継ぎには数ヵ月間が必要と予想されている。